マカのチカラ

マカの抗癌作用に迫る

インカ帝国で珍重された薬「マカ」

「マカには素晴らしい抗癌作用がある」
近年の研究によって、その期待は高まる一方です。
滋養強壮、肉体疲労回復、精力増強など、多くの効果・効能が認められているマカに、抗癌作用まで期待されているとなれば注目しない手はありません。
今回は、マカの抗癌作用について、いくつかの情報を皆さんにご紹介させて頂きます。

優れた抗癌作用「グルコシノレート」

マカに含まれるグルコシノレート。
聞き慣れない成分ですが、この成分こそ、マカが癌を予防し癌細胞を撲滅してくれるかもしれないと期待される成分なのです。
グルコシノレートは癌細胞を活性化させる成分の減少を促し、癌細胞が発生するリスクを軽減させる効果を発揮してくれます。
さらに、癌細胞を抑制すると考えられている「テルペノイド」の生成量を増加させる効果も認められています。

具体的にグルコシノレートはどのような効果・効能を発揮するのか、もう少し詳しくお伝えしましょう。
グルコシノレートはマカを含むアブラナ科の植物に多く含まれる辛味成分です。
アブラナ科植物の中でも、マカには豊富にこの成分が含まれています。
この成分は、酵素と結合すると「イソチオシアネート」と呼ばれる成分に変化することが分かっており、イソチオシアネートによって「人間の体内に存在す
る発がん物質を除去する効果」の活性化が認められています。

イソチオシアネートは多くの成分の複合体となっており、その中でも抗癌作用を発揮してくれるイソチオシアネートを「スルフォラファン」と呼びます。
スルフォラファンは解毒酵素を活性化させる特徴を持っており、その働きが癌予防にチカラを発揮してくれていると考えられているのです。

このように、グルコシノレートを摂取することでスルフォラファンが生成され、その働きが抗癌作用に繋がると言われています。

グルコシノレートの 肝臓と胃に対する効果

上記でご紹介したグルコシノレートですが、研究によって胃癌の原因とされるピロリ菌に対する効果が認められています。
ピロリ菌を撃退してくれることにより、胃癌のリスクを軽減してくれます。

さらに、グルコシノレートは肝臓の働きを助けてくれる効果も認められています。
肝臓が行っている血液の解毒作用を促進させる効果が認めれており、肝臓の負担減少に繋がると考えられています。
常に血液をろ過している肝臓が元気であれば、人間活動に必要な栄養を潤沢に蓄えることができるだけではなく、抗酸化作用の促進によって「癌細胞を撃退 する免疫力」を高める効果に繋がります。

このように、グルコシノレートを定期的に摂取することで、癌になりにくい身体を作ることができると期待されているのです。

毎日続けて抗癌活動!

研究者の努力によって、マカによる抗癌作用が次々と見つかっています。
その効果を発揮するために必要なこと。
それは「毎日続けること」です。

マカは特効薬ではありません。
マカに含まれる成分の効果・効能は、確かに癌細胞に対して効果を発揮してくれる事が認められています。
しかし、その効果・効能が増殖している癌細胞を殲滅してくれるものなのかどうかについては、まだまだ研究段階です。

短期間で癌の症状を改善する考え方ではなく、長期的に癌になりにくい身体を作る事を考える方が得策です。
抗癌活動として毎日のマカを続けてみてはいかがでしょうか。

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