マカのチカラ

マカで糖尿病予防

マカで糖尿病予防

近年の研究によって、マカの糖尿病予防効果が期待されているマカ。
滋養強壮や肉体疲労回復の効果には、間接的に余分な糖分の消費効果も関係しているようです。
一度糖尿病になってしまうと、一生病気と向き合っていかなければならない状況に陥ります。
今回は、そんな糖尿病に対するマカの予防効果について、皆さんにご紹介させて頂きます。

体内の糖分を消費するにはどうすれば良いの?

糖尿病を予防するには、非常に単純ではありますが、血液中の糖分濃度を減少させる必要があります。
では、血液中の糖分濃度が上昇する原因は何なのか?
その答えは「食事による糖分の摂取」と「脂肪分の分解による血糖値の上昇」にあると考えられています。

「食事による糖分の摂取」を抑えることは比較的簡単です。
なぜならば、食べ物を選び、甘いものを控えれば良いだけですから。
「脂肪分の分解による血糖値の上昇」については、食べ物に注意するだけでは解決には至りません。
なぜならば、糖分などのエネルギーとして利用できる物質が「貯蔵」された状態が脂肪であり、脂肪分の少ない食べ物を食べたからと言って貯蔵されている脂肪分が減少するわけではないからです。

つまり、体内に蓄積された糖分・脂肪分を摂取以上に消費する必要があるのです。

糖分の代謝を促すビタミンB群

では、どうやったら糖分の代謝を促し、脂肪として貯蔵されることを予防できるのか。
その答えの一つがビタミンB群です。

マカに含まれる豊富なビタミンB群が、糖分の代謝を促してくれます。
ビタミンB群は、エネルギーの代謝(ブドウ糖の利用)に関係しており、糖分をエネルギーに変える手助けをしてくれます。
インスリンが糖分を分解し、ビタミンB群が糖分をエネルギーに変える手助けの働きを見せてくれることによって、血糖値を下げる効果が期待されているのです。

さらに、「糖分の代謝を促す」という効果について嬉しい情報があります。
代謝を促すとは、細胞のエネルギー利用を効率化するという意味も含まれています。
細胞は、古い細胞から新しい細胞へと常にサイクルしており、その動きの中で エネルギーを消費します。
そのエネルギー源が、血液中の脂肪であったり糖分であったりするわけですね。
つまり、脂肪の減少を促進してくれるのです。

代謝が促進されると、どんどん糖分を使ってエネルギーを生み出し、脂肪を燃焼する効果を発揮してくれます。
体内の糖分をどんどん消費するだけではなく、脂肪も燃焼することによって、体内の中性脂肪の量を減少させることにもつながります。
体内に蓄えられた脂肪は、エネルギーとして利用する過程で、どうしても糖分に変化する必要がありますので、脂肪が多いと血糖値が上昇しやすくなると言われています。
このように、ビタミンB群によって、蓄えられた糖分である「脂肪」も撃退してくれるわけです。

糖分を消費しやすい体質に

人間の体とは不思議なもので、習慣的な何かを行っているとそれが「当たり前」になります。
毎日運動している人が痩せているのは、「毎日運動しているから当然」だけではありません。
毎日運動することによって体質が変わり、脂肪を消費しやすい体質に変わっていっているからと言われています。
こういった人間の特性から、毎日のマカと適度な運動を続けることで、糖分の分解効率がどんどんアップすると考えられています。

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